こんにちは!ADHD の娘を育てる母、うめです。
発達障害のある子どもを持つ親にとって、習い事ってなかなか高めのハードルですよね。
習い事には興味はあるけれど、うちの長女は、集団行動超絶苦手、そもそも話聞かない系なので、習い事なんてできるのか…、迷惑をかけてしまうのではないか…色々悩みました。
私と同じように習い事に興味はあるけれど、お子さんの特性から一歩踏み出せず、同じように悩んでいるパパやママも多いのではないでしょうか。
このブログでは、そんなお悩みを持つ皆さんに、実際に私が年長の娘を体操教室に通わせてみた結果とその中で感じたメリットとデメリットについてお伝えしたいと思います。
- 特性のあるお子さんに習い事をさせてみたいけど心配がある
- 習い事をさせた実際の体験を知りたい
- 習い事をさせることでのメリットやデメリットが知りたい
結論から申しますと、娘にとって体操教室は運動できる楽しい遊びの機会となりました。
また親として、子の特性を理解したり褒めることを探す習慣を身につけることができたり、私にとってとても良い学びの機会でした。

逆上がりや跳び箱などができるようになったわけではありませんが、専門の先生のもと”経験できたこと”はとても良かったと思います。
この頃の経験てやっぱり貴重ですよね。
ダンス教室の体験で撃沈したこと
長女が年長の時に私が次女の育休を取っていたので、時間ができたこともあり、習い事を始めてみたいなと思いました。
翌年からは小学校入学も控えており、娘には集団行動を学んでもらいたいという気持ちと登下校に備えて体力をつけたいということから、運動系の習い事を考えていました。
まずは、ダンスが大好きな娘のためにダンス教室の体験に行きました。
対象年齢:年少〜小4まで
先生は2名 生徒は15人位
月謝は月7000円程度で、土日にイベントなど発表もあり
先生が前で音楽に合わせて踊り、生徒さんが真似をして踊るスタイル
振り付けは少し高度なものもありましたが、みんなでフリフリの衣装を着て楽しそうに踊っていました。
娘はフリフリの衣装は喜んで着たものの、大勢のお友達の中で一緒に踊ることができず、しばらくしてその場で座り込んでしまいました。
この教室は、お迎えまでは親は教室に入らないスタイルだったのですが、お迎えまでその状態でした。
最初はノリノリだった娘ですが、帰りの車で「全然踊れないし…」と初めて弱音をこぼしていました。
もう一度体験をしたのですが、結果は同じ。
さらに、別の部屋や受付に入っていってしまうなどの行動もあり、先生が一人ついてくれていたとのこと。
先生はとても優しく「みんな最初はこんな感じですよ。」と声をかけてくれたのですが、娘は「もう行かない」と言うのでダンス教室は断念しました。
この辺りで、娘には一般的な習い事はやっぱり難しいのかなと痛感しました。
集団行動は苦手でも好きなことなら…なんて思っていたのですが、考えが甘かったなと。

ダンスの体験教室がきっかけで娘の集団行動の苦手さを思い知らされる結果に…。
フリフリの練習着もなかなかしっかりした値段だったし、家から通うのも遠かったので、ここでキッパリ諦めて良かったのだと前向きに考えることにしました。
体操教室での実際の様子
次に見つけたのが市が主催する体操教室でした。
対象年齢が低く内容も難しくないこと、料金も安く試してみるにはちょうど良いと思いました。
娘も「行ってみる」と言うので申し込んでみることにしました。
対象年齢:年少〜年長まで
先生は2名 生徒は10人位
月謝は月3000円程度
幼児の教室なので、親はその場で見守るスタイル
まず準備運動、次にサーキット運動で跳び箱、鉄棒、トランポリンなどをやって、最後にお楽しみのゲームとして、鬼ごっこ、しっぽとりなどという順で進んでいくことが多かったです。
娘は人見知りするタイプではないのですが、私に隣にいて一緒にやってほしいと言うので、私は常に隣で一緒に運動をしていました。
生徒さんには年少さんもいたので、隣で一緒に運動する親御さんもおり、親は一緒にやってもやらなくてもいい柔軟な感じでした。
先生が今日やることを説明するのですが、娘はそれが待ちきれず、道具を触ってしまうことや運動を始めてしまうことなどが度々ありました。
また、運動の途中でも疲れたと行ってやらなくなってしまうことも。
小さい子どもさんも多いので、娘と同じように待ちきれない子や途中で泣き出す子などがいましたが、それが日常という感じで、うちだけじゃないという安心感がありました。(時々カオスな時間がお訪れることも…)
娘はいつも教室のことを「楽しみ!」「楽しかった!」と話しており、楽しそうに参加していました。
3ヶ月の教室だったのですが、その後も開催される期間は全て申し込み、結局小学校に入学するまでの半年以上通っていました。
体操教室に通ってわかったメリットとデメリット
メリットだと感じたこと
子どもが楽しそう
これが何より1番のメリットでした。
娘は、運動はあまり得意ではないのですが、とても楽しそうに取り組んでいました。
特に最後のお楽しみでは、キャーキャー言いながら楽しそうに参加していて、教室に通ってよかったなと思う瞬間でした。
運動ができる
家ではあまり運動習慣がなく、公園が主な運動の場だった我が家では、夏場や冬になると運動の機会が激減してしまいます。
ですが、習い事のおかげで季節に関係なく、定期的に運動することができました。
また、先生が鉄棒の逆上がりなど手伝ってくれるのですが、これは私にはさせてあげられないことだったので、よかったなと思いました。

教室に通っていなければ、テレビを見るだけで終わっていた時間が、思いっきり体を動かせる時間になるので、とても有意義でした。
お友達との距離感の練習になる
教室には初めましてのお友達ばかりだったのですが、ゲームで一緒に遊ぶなどコミュニケーションの機会があります。
距離感が近すぎる娘には、実際の場面で「それは良くないよ」と伝えることができたのは良かったです。
集団行動の練習になる
「今は話を聞く」「今は運動をする」のメリハリがはっきりしているので、集団行動の練習になりました。
先生も「今は話を聞く時間ですよ」とはっきり言ってくれ、声かけとしても集団行動を意識づけるようなものが多くありました。
生徒さんには娘と同じようにチョロチョロしちゃう系のお子さんもおり、親御さんが声かけをしている場面もありました。
集団行動ができなくても、それほど迷惑をかけている雰囲気がなく参加できるのもよかったです。

対象の年齢や教室の目的によっては、集団行動ができないととても迷惑がかかってしまう場合があるので、教室を選ぶ際には注意が必要です。
例えば、イベントでの発表や大会で勝つことが目的の教室では、うちの子は難しかったかなと思います。
子どもの自己肯定感が上がる
基本的に先生方は、子どもをたくさん褒めてくれます。
やり方が多少違っても、うまくいかなくても、頑張ったことを褒めてくれます。
私も、教室中や終わった後で頑張っていたことやうまくできたこと、我慢できたことなどたくさん伝えて褒めるようにしていました。

気になることはめちゃくちゃあるけど、「一旦飲み込んで褒めること」これ大事です。
褒める機会を意識的に作ることで、親としてもいいところを探す習慣ができ、より褒めやすくなる好循環が作れると思います。
集団の中での子どもの様子を知れる
保育園に通っていると、集団の中での様子がわかりにくく、先生から話を聞いてもピンとこないこともありました。
ですが、教室に通って実際に様子を見られたことで、「ここが超絶苦手なんだ」「ここはできるんだ」と子どもを理解することにとても役に立ちました。
デメリットだと感じたこと
子どもの様子を知ることで親が落ち込む
これは個人の感想なのですが、私は最初かなり落ち込みました。
集団の中で小さい子ができていることが、うちの子にはできないんだと思い知らされたからです。
「今は〇〇の時間で、△△はやってはいけない」ということがわかっているのにできない。
衝動的に動いてしまう我が子。
初めの頃の私は、娘の指示の入らなさに感情的に怒ってしまうことも多く、教室に行くのが億劫なこともありました。

わかっていたつもりでも、実際にできない娘を見るのは正直つらかったです。
あまりにつらい時は、パパに教室に行ってもらうなど協力してもらい乗り越えました。
途中からは、「小学校に入学する前に、娘の特性をしっかり理解できて良かったんだ」と気持ちを切り替えました。
ここを乗り越えたことで、今の私のメンタルが形成されたといっても過言ではないです。
場合によっては子どもの自己肯定感を下げてしまうことも
教室の先生は、「みんなが待っているよ」「今はその時間じゃないよ」と言う声かけを生徒全体にすることがありました。
これは、小学校に入る前に集団行動について意識する大切な経験だと感じました。
しかし先生によっては、一人だけに何度も注意したり、強めに注意する方もいるかもしれません。
また、親が教室中や教室後にダメ出しをし過ぎてしまうこともあるあるだと思います。
ただでさえ、普段の生活の中でも怒られる機会が多い発達っ子にとっては、習い事によって怒られる機会が増えてしまうと、自己肯定感がさらに下がってしまうと思いました。

私も最初は、うまく集団行動をさせようとし過ぎて、ダメ出しばかりしていました。
うまくできない娘を受け入れて、できていることを探すようにしてからは、たくさん褒めてあげられるようになりました。
時間を捻出する必要がある
教室は、平日の夕方だったので、育休中でなければ通わせることができない時間帯でした。
また教室の後に急いで夕食の支度をしなくてはいけないなど、週に1回でしたが時間のやりくりが必要でなかなか忙しいと感じました。

週に一回でも忙しいと思ってしまうのに、何個も習い事を掛け持ちしているお子さんと親御さんのスケジュールは一体どうなっているでしょうか。
すご過ぎます。尊敬しかない。
お金がかかる
今回紹介した体操教室はとてもお安いところでしたが、先に体験したダンス教室では月謝以外にも練習着など揃える必要があり、通い始めにとてもお金がかかる教室もあるようです。
月謝や初期費用が高額になると、通わせるのも、また通い始めたばかりで辞めさせるのも決断が難しいなと思いました。
特にうちのような特性のある子の場合は、通ってみたけれど結局できなかった、やりたくないと後から言われてしまったなど、お金が無駄になってしまうリスクもあるため、慎重に見極めた方が良いと思いました。

習い事に関しては、費用対効果を考えてしまうと、結果が伴わなかった時にモヤモヤしてしまうかもしれません。
「経験をさせてあげるため」「楽しい時間を過ごすため」と割り切って考えた方が良いかなと思います。
習い事をさせる上でのポイント
子どもにあった習い事を選ぶ
子どもが好きなこと、興味のあること、やってみたいことなどの中から習い事を選びましょう。
親が良さそうと選んでも、結局子どもが楽しめなければ続けることができません。
またできれば、無料体験や見学を何度か利用して、子どもと合うかどうか見極めましょう。

教室の雰囲気や先生方の様子はとても大切です。
また娘のように、一斉指示が入りにくい場合は、断然個別での指導の方が向いていると思いました。
何を目的に習い事をするのか考える
私は、今思うとここが曖昧だったと思います。
「集団行動を学べて、体力をつけたい」という目的であれば、運動に特化した療育などでも良かったのかなと思います。
習い事をする目的や簡単な目標があると、そのためにはどこでどう習うと良いのか、教室を選ぶ時に役立つと思います。
発達っ子に理解のある先生がいるか確認する
発達っ子にとって、先生に理解があるかないかは非常に重要です。
先生の声かけによって、子どもの自己肯定感が上がるか下がるか、大きく別れてしまいます。
発達に課題があることについて、体験の際などにそれとなく話をしてみると良いと思います。

教室によっては断られることもあるかもしれませんが、そういった教室は発達っ子には向いていないと思った方が良いでしょう。
保護者同伴でも良い教室か確認する
習い事中に、保護者が同伴できると、初めてのところが不安なお子さんにとってはとても安心できると思います。
また、一斉指示が入りにくいお子さんでも、親が個別で声かけをすることで習い事に参加しやすい環境を作ることができます。
マンツーマンでの習い事以外では、保護者が同伴することができるか確認してみましょう。
まとめ
娘の場合は、体操教室に楽しく通うことができ、デメリットよりもメリットが大きかったと感じました。
また、習い事を通して、子どもの特性の理解につながったり、親として子どものいいところを探す習慣ができたことは大きなメリットでした。
習い事を始めてみたいけれどなかなか踏み出せないという方は、まずは見学や体験教室に行ってみてはいかがでしょうか。
初期費用がそれほどかからない習い事であれば、思い切って始めてみるのも手かなと思います。
私のように撃沈したとしても、そこから学べることはとても多いので、決して無駄な経験にはならないと思います。
習い事について悩んでいる皆さんにとってこのブログが少しでも役に立てたらうれしいです。



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