こんにちは、ADHDの娘を育てる母うめです。
就学前は、本当に色々なものを準備しないといけないですよね。
「何を準備すればいいのか」「どんなものがいいのか」悩んでいるパパ、ママも多いと思います。
私も娘の就学準備の時は、「これで本当に合ってる?」と不安になりながら、忙しい日々の中準備を進めてきました。
ですが、実際使い始めてみると、思ってもいない落とし穴がたくさんありました。
このブログでは、ADHDの娘の就学準備を実際に行った結果、もっと考慮すればと思うことが多かった「靴」について、失敗した経験とおすすめを紹介します。
- 就学準備の特に靴選びについて迷っている方
- 就学時の靴選びについて失敗した経験を知りたい方
- 実際の経験から靴選びの考え方を知りたい方
結論から言うと、靴選びは本当に大切です。
娘にとっては、靴を立ったまま一人で脱ぎ履きできることがとても重要でした。
そして私は、それに気づくまでに時間がかかり、間違った方向に努力をするという失敗をしました。
立ったまま一人で脱ぎ履きがしやすい靴を履くことで、玄関での朝の行動がスムーズになり、自信やその日のやる気などにもつながると思います。
教室にスムーズに入れなかった長女
小学校の朝の玄関という試練
小学校の朝の玄関は、思った以上に大混雑です。
登校班が続々と到着し、玄関は人でごった返してきます。
その状況の中で、「内履きを下駄箱から出す」「外履きを脱ぐ」「外履きを下駄箱にしまう」「内履きに履き替える」という一連の作業をスムーズに行う必要があります。
たったこれだけのことなのですが、うちの娘には、これがなかなかできませんでした。
内履きは、学校内での運動量を考えて、いわゆる”ズック”ではなく、外履きと同じものが良いと先生から言われていました。
娘は、靴ひもを結ぶことができなかったため、保育園時代から履き慣れているマジックテープタイプの外履き、内履きを履いていました。

朝の玄関は戦場のようです。
保育園とは全く状況が違うので、最初は驚きました。
娘がつまづいていたこと
娘は、立ったまま靴を脱いだり、履いたりもできませんでした。
とても小柄なため、ランドセルを背負ったまましゃがむと後ろにバランスを崩してしまうためです。
そのため、次のような一連の動作が必要になります。
まず玄関の一段上がった床に座り、マジックテープを剥がし靴を脱ぎます。
バランスを崩さないように重いランドセルと格闘しながら、低い床からなんとか立ち上がります。
そして、外履きを下駄箱に入れてから、もう一度座って内履きを履き、もう一度重いランドセルと格闘しながら低い床からなんとか立ち上がります。
重いランドセルを背負って数十分歩いた後に、こんなのもう苦行ですよね。
しかも毎朝ですよ。
家では、上がりかまちが結構な段差なので、座った状態から立ち上がるのもそれほど大変じゃないのですが、学校の玄関の段差はとても低く、基本的に立ったまま靴を履き替えることが前提に作られているんですよね。
これは落とし穴でした。
うちの娘は、座った状態からなかなか立ち上がれず、嫌になってそのまましばらく座っていることがよくありました。
玄関はどんどん混雑してくるので、お友だちから「何しているの?」的な視線を浴びせられているのですが、疲れ果てている長女は動けないことも多く、私がただただ急かしつつお友達に謝るという毎日でした。
玄関先で一休みすることが、もう習慣になってしまっているようでした。

娘はランドセルを背負ったままかがむのが、本当に難しいようで…。
よく考えればわかることなのですが、靴を選ぶ時点ではそこまで考えられていませんでした。
声をかけたり、手伝ったりしていたのですが、これはなんとかしなければと家で練習を何度もしました。
ですが何度やってもうまくできず、練習すればするほど、本人の苦手感が増してしまった気もしています…。
焦りは禁物ですね。反省です。
お友達がやっていたこと
一方で、お友達はどうしていたのかというと、ランドセルを背負ったまま靴のマジックテープを外している子もいれば、下駄箱につかまって手を使わずに靴を脱いでいる子もいました。
座って靴脱いでいる子、ほぼいないやん…。
内履きは、廊下まで持っていって座って履いている子もいれば、下駄箱につかまって手を使わずに履いている子もいました。
みんな上手にサササーっとやっていくので、長女のマイペースぶりが余計目立って見え、親である私が「なんでこんなこともできないんだろう」「どうして早く教室に行けないんだろう」とイライラしてしまったり、落ち込んだりしてしまうこともありました。

他のお友達の適応能力の高さにはびっくりしました。
しょうがないことなのですが。登校の付き添いから帰る度に「今日もダメだった」と落ち込むことも多かったです。
雨の日に気づいたこと
半年ほどそんな日々が続き、長女もランドセルの扱いにはだいぶ慣れてきましたが、玄関先での一休み率はまだまだ高い状態でした。
ある雨の日、長女が玄関先に座らずに立ったまま靴を脱いでいることに気づきました。
「あれ?立ったまま靴脱げてる?」
そしてそのまま、内履きも立ったまま履いていました。
「えっ?そんなことできたっけ?」
私は気づきました。
長靴は、サイズが大きく、マジックテープもないため脱ぎやすいのだと。
内履きは、マジックテープを外さず、靴のべろが中に入った状態がデフォルトのように履いていたのだと。
長女は、立ったまま靴を履くことができれば、一休みせず教室に行けることに気づいたのです。
靴を変えてみた結果
そこで、外履き、内履きともにマジックテープタイプから立ったまま手を使わずに履けるタイプに変えてみました。
買ったのはこちら↓
スケッチャーズは脱ぐのも履くのもほんとに楽ちんで、私も子どもが生まれてからずっと愛用しています。
お店で試し履きをして、娘の気に入った色を購入しました。
デザイン重視の娘は他に気に入ったものを見つけて、そっちがいいと一悶着ありましたが…。
最初は、立ったまま脱ぎ履きすることに慣れない様子でしたが、何度が練習するとすぐに上手に脱ぎ履きできるようになりました。
そして、今では玄関先の一休みが劇的に減り、教室にスムーズに向かうことが増えました。
あんなに悩んでいたのに、こんなに簡単にできるようになるんだ…。
私は、長女が超絶不器用なこと、疲れやすかったり、指示がなかなか入りづらかったりという特性のせいで、教室にスムーズに入れないのだと思っていました。
しかし、靴のせいでつらい思いをさせてしまったかもしれないこと、それになかなか気づくけなかったことも非常に反省しました。

ここに至るまで、かなり時間がかかってしまいました。
でも気づくことができて本当に良かった。
靴選びって、ものすごーーーーーく大事だと実感した出来事でした。
まとめ
私は今回の経験で、できないことや時間がかかることは特性のせいだと決めつけるのではなく、何につまづいているのか、どんな工夫をすれば上手くできそうかなど、一つ一つの動作を分解しながら観察し、考えることの大切さに気づきました。
また、色々と考えて準備していたつもりでも、入学してからでないと気付けないこともたくさんあると改めて感じました。
小学校一年生にとっては、玄関でランドセルを背負ったまま、立って靴を脱ぎ履きするのは、思っているより大変です。
靴を立って脱ぎ履きする練習をしたり、脱ぎ履きしやすい靴にするなど親にはできることがたくさんあるので、ぜひ私の失敗を参考にして、お子さんに合った靴を選んでいただけたらと思います。

朝玄関で、笑顔で「行ってきます」「行ってらっしゃい」ができると、お互いとても気持ちよく1日が始められますよね。
ぜひみなさんは、私の屍を超えていってほしいです。



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