こんにちは、うめです!
子どもの発達に悩む親にとって、大きな悩みの一つに進路の決定がありますよね。私は、長女が年長さんの時にこの問題にぶち当たり、初めて聞く言葉だらけで思考停止したこともしばしば。何をどう決めればいいか本当にわからず、途方に暮れていました。
「特別支援学級ってどんなところなんだろう?」「うちの子には合うのだろうか?」
そんな悩みを抱えているパパ、ママはたくさんいらっしゃると思います。
この記事では、長女を小学1年生から実際に特別支援学級に通わせたことでわかった、特別支援学級の実際や私が感じたメリットやデメリットを紹介します。この記事を読むことで、特別支援学級がどんなところなのかイメージができ、進路選択の参考にしていただけたらと思います。
結論から申しますと、特別支援学級はとても良いところでした。長女にはすごく合っていたと思います。もし通常学級に入っていたら、きっととてもとても大変だったのではないかと思います。
特別支援学級ってどんなところ?
1、特別支援学級とは
特別支援学級は、小学校・中学校の中に設置されている、特別な支援を必要とする子どもたちのための学級です。発達・学習・身体機能などに特性があり、通常学級だけでは学びづらさが大きい子どもたちが、障害による学習上または生活上の困難を克服するために設置されています。少人数で一人ひとりに合った支援を受けながら学べる場です。
2、対象となるのはどんな子?
特別支援学級の対象となるのは、文部科学省が定める7つの障害に該当する子どもです。具体的には以下の障害が挙げられます。
- 知的障害
- 肢体不自由
- 病弱
- 弱視
- 難聴
- 言語障害
- 自閉症や情緒障害

うちの地域では、コミュニケーションや感情の安定性に課題を抱える子どもを対象にした「情緒級」と知的な発達に遅れのある子どもを対象とした「知的級」の2つのクラス分けがありました。長女はADHDのため、「情緒級」に所属しています。
3、 特別支援学級の特徴
- 1クラスの人数が少ない(定員8名)
- 担任や支援員の先生方による手厚いサポートがある
- 一人ひとりの課題に合わせた個別指導計画にそって指導を行う
- 通常学級の授業にも参加できる
- 子どものペースに合わせた環境
- 認め合える雰囲気で安心して学べる
- 次年度に所属するクラスについて相談する機会があり、通常級へ転籍もできる

長女は、算数や国語以外はほとんど通常学級で授業を受けています。1日でみると特別支援学級にいる時間は半分ほど。思っていたより通常学級で過ごす時間が長いなと感じました。また、転籍ができるので、成長に応じて通常学級に移ることもできます。
4、 特別支援学級に入るまでの流れ
私の地域では次のような流れでした。
- 就学時相談を受け、進路の選択肢について説明を受けたり、学校見学を行う
- 保育園や専門機関(主治医や療育先)などから意見をもらう
- 親が進路先の希望を決定し、教育委員会に伝える(意見書や診断書などを提出)
- 市町村の教育委員会で審議会が開かれる
- 「特別支援学級が適切である」という判定が通知される
- 通知の内容に合意し入学が許可される
最近は、支援級を希望する方が増え、特別支援級に入ることが難しくなっている地域も多いようです。入学の基準は、診断等が絶対条件ではなく、子どもの特性や困りごとから総合的に判断されます。

学校見学は、クラスの雰囲気がわかるので、入学後のイメージが持ちやすく非常におすすめです!私は、見学で実際に子どもたちが授業を受ける様子を見たことで、ここに長女を入れようと決めることができました。
私が感じた特別支援学級のメリットとデメリット
1、メリットだと感じたこと
とにかく手厚い支援
私が特別支援学級の1番のメリットだと感じることは、とにかく手厚い支援です。通常のクラスであれば30人前後の児童に担任1人ですが、長女が所属するクラスでは6人の児童に対し担任1人に支援員が2人。2人の児童に1人の先生が付いてくれる安心感はすごいです。全体への指示が入らないことで有名な長女ですが、先生方のおかげで通常学級でも楽しく授業を受けられています。
また、一人ひとりの個別支援計画を作成してくれるため、学習面だけでなく生活面で気になることや伸ばしてほしいところなども考慮しながら支援を行ってくださいます。

うちの学校は、担任の先生との交換ノートがありました。長女は、学校の話をしてくれないことも多いので、日々の様子が共有できたり、重要事項などの伝え忘れが防げるので安心感がありました。
同じ悩みを抱えるパパ、ママと交流できる
保育園時代は悩みを相談できる人が身近にいなかったので、初めて同じ悩みを抱えるママとお話できた時は、なんとも言えない心強さを感じました。また医療機関、放課後等デイサービス、習い事などの情報交換はとても勉強になりました。
少人数だからこその安心できる環境
長女は、人前で話すことが苦手なため通常学級では発言できないことが多いのですが、特別支援学級では自分から発言することもあるようです。また、係活動も係員が自分だけなので、責任感を持って頑張っています。先生方は小さなことでも「できているね」「いいね」「頑張ってるね」と褒めてくれます。少ない人数だからこそチャレンジできたり、クラスの一員だという意識を持てたり、頑張りを誰かが見ていてくれる環境は、注意されたり、怒られることが多い長女にはとても良かったなと思います。

通常級の参観日はいつもドキドキしてしまうのですが、特別支援級での参観は本当に温かくて、実家のような安心感なので、私にはそこもメリットです。
地域によりPTA役員が免除となる場合がある
うちの学校は、特別支援学級に所属する児童の親はPTA役員が免除となるというルールがありました。特別支援学級の代表などの役割はあるのですが、学年毎の役員がないというのは地味にありがたかったです。PTAは地域によってルールが異なるため、地域のルールを確認してみてください。
2、デメリットだと感じたこと
登下校の付き添いが必須となる場合がある
うちの学校では、特別支援学級に所属する1年生は、慣れるまで親が登下校に付き添うというルールがありました。我が家は、登校に付き添ってからでも仕事にはなんとか間に合うのですが、出勤時間が早かったり、遠方にお勤めされている方は付き添いが難しい場合もありますよね。また下校も放課後等デイサービスや児童クラブを利用する予定がない場合は、下校時刻までにお迎えに行かく必要があります。仕事を調整する、祖父母に協力を得るなどのすり合わせが必要にな場合があります。
支援が手厚いため自立の意識が持ちにくい場合がある
うちの長女、ランドセルの中で水筒がこぼれてしまったことがあったんです。教科書やノートやびしょびしょで大惨事だったのですが、先生方が対処してくださり事なきを得ました。しかし、長女からは報告もないため尋ねると「うん、先生が拭いてくれた」の一言でした。困ったことは手伝ってもらうのが当たり前になっているのかなと思った出来事でした。困った時に先生がすぐに気がついてくれるので、困ったぞと感じる機会が少なく自分でなんとかするという意識を持ちにくいかもしれないです。
特別支援学級に所属していることを人に言いづらい
これは親である私の問題なのですが、特別支援学級に所属していることをなんとなく人に言いづらいなと感じています。特別支援学級に長女を通わせるまで、私自身偏見や決めつけがあったなと感じるので、人に話すことで特別な目で見られたり、気を遣わせてしまうのではないかという気持ちがあります。

はじめは、通常学級のお友だちとの交流の機会が減ってしまうことも心配したのですが、長女は学年問わずたくさんのお友だちができて遊んでいるようです。下校の時もたくさんのお友だちに「バイバーイ」と挨拶をしていて、そこは心配いらなかったと感じました。
結論
特別支援学級は、長女にとってかなりメリットがある環境でした。地域や先生の方針などによってルールや雰囲気はかなり違ってくると思いますが、私が今もう一度どちらでも好きに選択していいよといわれたら、特別支援学級一択です。雰囲気など合う合わないはあると思いますが、どちらにしようか迷っている方には特別支援学級について前向きに検討してみることをおすすめします。

まずは、通っている保育園や教育委員会に相談してみてはいかがでしょうか。お子さんにとってベストな選択ができることを願っています。


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