こんにちはうめです!
小学校1年生の親にとって、放課後はどこでどう過ごすか問題ってありますよね。
![]() | こ、これが、うわさの小一の壁…。 |
学童保育に入るという選択肢もあるのですが、うちの長女はとにかく人との距離感が近すぎグイグイ系女子であり、人の話聞かない系女子でもあるので、お友だちとのトラブルなども心配でした。
そこでたどり着いたのが、「放課後等デイサービス」という選択肢でした。
「放課後等デイサービスってどんなところ?」「児童クラブと何が違うの?」
私と同じようにこんな疑問を持った方は、たくさんいらっしゃると思います。
この記事では、長女を小学1年生から実際に通わせたことでわかった、放課後等デイサービスの実際や私が感じたメリットやデメリットを紹介します。
この記事を読むことで、放課後等デイサービスがどんなところなのかイメージができ、放課後の居場所選択の参考にしていただけたらと思います。
結論から申しますと、放課後等デイサービスはとても良いところでした。今では長女の大好きな場所になっています。
放課後等デイサービスってどんなところ?
放課後等デイサービスの特徴
- 支援が必要な障がいや発達に課題のある子どもが、放課後や夏休みなどの長期休暇中に利用できる福祉サービス(障害児にとっての学童と呼ばれることも)
- 対象は主に小学生〜高校生まで
- できることを増やしたり、学校や家庭以外の場所での経験を積んだりすることで、健やかな成長を促しながら、将来的な社会的自立を目指す(療育・発達支援)
放課後等デイサービスは「放デイ」とも呼ばれます。
学童とのざっくり比較
| 放課後等デイサービス | 学童保育 | |
| 対象 | 障がいや発達に課題のある子ども主に小学生〜高校生まで | 放課後に保護者がいない家庭 |
| 目的 | 子どもの居場所づくり、自立支援、社会性の育成、保護者支援 | 子どもの安全確保、学習支援、自由な遊びの提供 |
| 利用 条件 | 受給者証の申請が必要 | 親が就労していること |
| 定員 | 事業所によって違うが10人程度が多い | 40人以下 |
| 送迎 | あるところが多い | なし |
| 料金 | 原則1割負担 非課税世帯:0円 世帯年収890万円まで:4,600円 世帯年収890万円以上:37,200円 ※自治体によって金額が異なる場合あり | 公的運営: 月3,000円~7,000円程度 民間運営: 月30,000円~50,000円程度 |

学童との大きな違いは、単なる預かりの場ではなく、療育や発達支援の場となっていることです。
そのため、親が働いていなくても預けることができます。
どうやって入るの?
放課後等デイサービスに入るためには、自治体が発行する受給者証が必要です。
受給者証とは、福祉サービスを受ける資格があることを証明するための証書です。
受給者証を取得するためには、医師の意見書や診断書などが必要になります。
受給者証が取得できたら、放課後等デイサービス事業所の見学を行い、事業利用の希望を伝えて契約を結びます。
①医療機関を予約(小児精神科は初めての受診に半年以上待つことが多い)
②医療機関で診察を受け、検査等を実施
③主治医から意見書や診断書をもらう
④住所のある自治体の福祉課などの窓口で受給者証の希望を伝える
⑤受給者証の取得
⑥放課後等デイサービスの見学
⑦放課後等デイサービスと契約を結ぶ

まず初めにお住まいの自治体に相談すると、相談支援事業所を紹介してくれる場合があります。
相談支援事業所は、障がいのある子どもを幅広く支援してくれ、サービスを利用するための橋渡しをしてくれます。相談支援事業所に相談すると、その後の流れや地域にどのような放課後等デイサービスがあるかなど教えてもらえるので動きやすくておすすめです。
医療機関への初診は予約してからものすごーーーく待ちます。早めから動くことが必須です!
放課後等デイサービスのメリットとデメリット
メリットだと感じたこと
専門性の高い指導員がいる
指導員の先生は、保育士、言語聴覚士、理学療法士などの資格を持っている人がいます。
それぞれの専門的な視点で、子ども達一人ひとりの特性に合わせて支援をしてくれます。
これは事業所によるのですが、長女が通っている事業所では、定期的に発達支援の勉強会を開催し勉強をしているそうです。

長女はとにかく切り替えが苦手なのですが、タイマーや予定表を使いながらスムーズに切り替えができるよう工夫してくれています。
穏やかな雰囲気で、できたことは大げさに褒めてくれるので、長女も放デイが大好きです。
様々な楽しい体験ができる
土曜日や夏休み期間は、遠くの公園や水族館に行ったり、みんなでクッキングやそうめん流しをしたりしていました。
また、バスや電車に乗って遠出をしたり、外食や買い物に行ったり、社会性を学ぶための楽しい体験の機会がたくさんありました。

「こんなにいろんなことを経験できるんだ!」と驚きました。
特に長期休みは、ほぼ毎日イベントがあり、とても楽しそうでした。
お友だちとのコミュニケーションが実践の場で学べる
長女は、人との距離が近すぎるのが課題の一つなのですが、実際にコミュニケーションがうまくいかなかった場面で振り返りをしてくれます。
忘れっぽい長女ですが、タイムリーに振り返りができるので「こういうのは嫌な子もいるんだ」と気づきになっているようです。
親の支援もしてくれる
定期面談や送迎の時間など、親が困っていることを相談することができます。
具体的に家でできる工夫を考えてくれたり、事業所でできることも提案してくれます。
悩み事は尽きないので、話を聞いて一緒に悩んでくれたり、近くで見守ってくれる専門家がいることはとても心強いです。
親のメンタルの安定にもつながります。

話を聞いてもらうだけでも、自分の振り返りになったり、よくないと思っていたことが成長の証だとアドバイスをもらったり、自然と前向きになれます。
事業所によっては、学校への訪問をしてくれることもあり、ありがたすぎます。
送迎をしてくれる
これも非常に助かっています。学校まで車で迎えに行ってくれるので、親は仕事が終わってから迎えに行くか、自宅まで送ってもらうこともできます。
デメリットだと感じたこと
利用までの手続きなどが多く負担がある
事業所を利用するためには、医療機関へ受診し、医師の意見書や診断書をもらった上で受給者証を申請する必要があります。
この医療機関への受診の予約がとても大変です。
発達について相談している主治医がすでにいれば問題ないのですが、初めて受診するという場合は、予約まで半年以上はかかると覚悟してください。
また、その後も役所へ手続きに行ったり、事業所の見学に行ったり、実際に契約を結んだり、時間を捻出し調整するのはなかなかハードです。

診断が出なくても、主治医の意見書があれば受給者証の申請は可能です。
ただ、やることが盛りだくさんなので、頭がパンクしそうでした。就学前の準備などが重なる時期はもう…。(お察しください)
道のりがかなり長く、険しく感じてしまうかもしれません。
事業所の確保が大変
事業所によっては、新規の募集が少なかったり、枠がなかったりすることがあり、希望通り利用できないことがあります。
そのため複数の事業所を併用している場合も多いです。

特に毎日利用したいという場合は、複数の事業所の空き状況と利用したい曜日を調整して1週間つないでいく必要があり、なかなか大変です。
子どもに合った事業所を見極めるのが難しい
事業所によって雰囲気、方針、職員の質、障がいの程度など全く違います。
活動も基本自由で遊び中心のところ、小集団の活動を行うところ、勉強の指導に力を入れているところなど千差万別です。
そのため親として信頼して子どもを預けられるか、子どもが馴染めるかどうか、慎重に見極める必要があります。

私は見学の際に、良さそうだと思っていた事業所で職員の対応に不安を感じたので、利用をやめ別のところに決めました。
見学に行かないとわからないことも多いので、比較のためにも1〜2つ多めに見学することをおすすめします。
また、事業所によっては本契約前にお試しができるところもありますので、ぜひ活用してください。
調子が悪い子に影響を受けてしまう場合がある
利用している子の中には、調子が悪いと大きな声を出したり、暴れてしまう子がいます。
その場合は職員が一対一で対応してくれていますが、大きな音が苦手だったり、気になってしまうとどうしても気持ちがざわついて落ち着かなくなってしまうことがあります。

これはもうしょうがないことで、お互い様だと思います。
落ち着かない子がいても自分のことに集中するとか、そっと見守るという力がつくと思えば、いい経験かもしれません。
結論
私にとっては、放課後等デイサービスはとても良いところでした。
メリットがデメリットをはるかに上回ると思います。
受給者証の取得や事業所選び、希望との調整など、最初は大変かもしれません。
でも、それを乗り越えれば大きな安心と子どもにとって素敵な環境が作れると思います。

お子さんにとってベストな選択ができることを祈っています。




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